ベトナムにおけるスクラップ事情。

いつも神鋼商事㈱をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
当社常務の山口が10月にベトナムを訪問、鉄スクラップ事情の視察研修へ行ってまいりました。
今回はその様子をまとめましたので、ぜひご覧ください!

神鋼商事㈱の山口でございます。
10月の半ばに業界の若手でベトナムの北部、ハノイに行ってきました。
ベトナムは日本からのスクラップを輸入している国で弊社もベトナム向けにスクラップを一部出してます。

そこで、今鉄スクラップ業界が抱えている課題の一つとして、販路の確保があります。
ひと昔前だと、国内で発生したスクラップは国内の鉄製品を作るメーカーに納めて完結してましたが、今は約3割ぐらいのスクラップが海外に輸出されています。

そのぐらい作る量とスクラップの発生量は逆転しているのです。
これは先進国(国土の関係もありますが)の特徴とも言えます。

しかしながら、昨今は国際情勢によりメインに輸出していた、中国や韓国向けのスクラップがなくなる傾向にあります。
そこで、成長著しい東南アジアの中でも、輸出し続けているベトナムへの販路を今後も継続できるのか否かを確認してきました。

今回の視察先は、直接日本屑を使用しているメーカーではなく、日本屑を客観的に見れるように、地場のスクラップ問屋や鉄鋼製品を作っている村など行って参りました。

今年は“品質”というワードがキーになっておりましたが、ベトナムで発生するスクラップと日本が輸入しているスクラップの品質の差を目の当たりにしました。
また、政治色が強いベトナムにとって輸入ライセンスや関税などの問題なども現地の人から聞くことが出来ました。

今までのスクラップは売先が確保できていたので、多少品質が悪くてもスクラップとして成り立っていましたが、これからは益々厳しくなります。
循環型社会を構築する為にもこの大きな問題に取り組まなければいけませんね。

視察先の詳細は以下ファイルから見て下さい。
【ベトナム視察レポート】20181018_21